ビデオを観た方からの感想
「野口体操・自然直伝」を観て
ビデオを観たから、こんな感想が寄せられました。
小冊子の野口先生の言葉で、今回特に気にかかったのは、
『「無限の可能性」と「残酷な宿命」の中をどのように歩いて行けばよいのか?その時大切なことは、
「透明平静」な感覚で進むべき道を探し選ぶことだ。』という文でした。
ずっと、思い出しては手に取りたい言葉が集まっています。
透明平静な感覚、覚えながら進んでいきたいです。
継承と検証の記録
それに対して正直なビデオができあがっていると思います。
体験している私が見ると理解が深まるし勉強になります。
見ながら、自分も動きたくなるので何度か止めて、立ち止まって、確かめてというふうに見ました。
テンポは私にはちょうどよかったです。
ナレーションに力が入っているので見るときによっては、不必要な力、過剰に思えますが
一巻だけ見るには真剣に入り込めてかえってよかったです。
確かに一巻、二巻、三巻と分け難く重複しているし、
インタビューがはいっているのはとてもよかったです。
ただ、その前後のつながりがしっくりこないところもあるように思いました。
第三者に広める意味合いがあるなら本質をはずさず撮影と、編集でランクアップするし、
衣装、美術、照明等も導入して表現として見せる場面もあると私は嬉しく思います。
たまごの中のさかだちがすごかった。
しかもみんなふつうにやっていた。
地道に探求する体操なのだからこの等身大の感覚を持つ映像は真実にちかいかもしれません。
ただ、
宇宙につながる意識が流れる空間を表現する道具にビデオテープというのは不向きなんだろうと思いました。
2004年2月
栃木県黒磯市 こうだ みやこ
ビデオ、謹んで拝見 二度、三度と観ています。
初めての時は涙々・・・。
少し気持ちが納まってからお便りしようと思って今日になりました。
感動は私の言葉では語りつくせませんが、全巻にまず、
最近の世には稀有のこととなった静けさ・美しさ・清々しさが充ち溢れている事に打たれました。
野口三千三先生への立派な鎮魂の碑が出来上ったと思います。
先生と共に歩んできた皆さんの想い(探究と努力)がなくしては
このように中身が充実して無駄な装飾が省かれたものは作られなかったでしょう。皆さんの五年を思います。
最近体操から遠ざかって堅くなっていたことを心身共に実感しました。
ビデオを観ながら少しづつ心と体に貞いてゆきます。
先生のお宅、以前と様子が変わったそうですがやはり先生の気配が感じられます。
ナレーターの方も素敵ですね。
娘も教室に伺っていた頃はまだ怪我をしてまもなく、
体も動きませんでしたから何もわからず了いになっておりました。
このビデオを拝見して門前の小僧ながら先生の仰言っていたことが頭の片隅から蘇ってきて
少し光が当たったようだと申しております。
一緒に熱心にみています。
2004年1月
福岡県福岡市 高取 紀子
私は月曜日の教室で習っている。
野口体操の動きは、どの動きを見ても体が水袋のように見えた。
「にょろ転」の動きで足の裏が次々変わり、連続していろいろなポーズになり、
体の限り無い可能性を目の当たりにした。
癒しの動きが多いのを再認識した。
またできない人を大切にしているシーンも多く、皆が自然体でやっており、動きは美しく、皆とても若々しい。
誰もがたまごを床に立てることに驚き、そこで逆立ちをするのに驚いた。
ひとりでやる脳天逆立ちも見たとき感動した。
いつも高岸先生に言われていることがよく分かった。
随所に入る説明も興味深く見た。
どのシーンも丁寧に扱われていて、心のこもったビデオ作りだと思った。
2004年1月
東京都目黒区 町田 匡子
このビデオは体操という概念を越えていますね。
2004年2月
秦野市 丸山 裕子
戻る